古き良きアメリカのシーフードレストラン
そういや、この冬はカニを食べなかった。
私はカニが好きなんですが、なかでもやっぱりズワイガニですね。茹でガニが冷めたのが甘みが出て旨い。
もう20年も前になるが、思い出深いカニがある。
キーウェストという有名な島がある。フロリダ半島の先端にキー諸島があり、島伝いに連なる橋、セブンマイルズブリッジがある。そのキー諸島の一番南の端にキーウェストはある。
青い空、大きな青い海、最高の景色で、海に沈む夕陽がめちゃくちゃキレイである。そこにはアーネスト・ヘミングウェイが過ごした家があり博物館にもなっている。
ガイドさんがオススメの店を案内してくれた。港に行くとハーフ・シェル・ロー・バーというカニを食べさせるシーフードレストランがある。
フィッシャーマンズワーフというのだろうか、店の前に桟橋があり、ヨットが停泊してる。なんとも言えない明るいアメリカの田舎の港町、いい雰囲気の気取らない店だ。
そこではストーンクラブという大ぶりなカニが取れ、そのカニの爪だけ(結構大きい)を食べる。片方の爪だけ取ったら、また海に返す。2〜3年したら、また爪が生えてくる。
マヨネーズベースのソースで食べるのだが、これがまたこのカニの爪に合っていて旨い。昼間っからこういうものを食べ、ビールを飲む。みんなどの客も陽気で笑顔がたえない明るい店だった。
死ぬまでにもう1回行きたい。
Half Shell Raw Bar